ネントレのすすめ│抱っこでしか寝なかった子が一人で寝れるようになるまで

こんにちは、みきまるです!

私は娘が生後10ヶ月のころからネントレを行いました。

寝かしつけは抱っこでかつスクワットが必須で、お昼寝も抱っこしたままじゃないとすぐ起きる子でした。

授乳で寝落ちすることはあっても、添い寝でトントンとかでは1度も寝た事がなかったです。

ご飯食べながら寝る、遊び疲れて寝る、ということも無く、眠い時はひたすら泣く子でした。

こっちからすると眠いなら寝たらいいのに~て思っちゃいますよね。

それでも夜は抱っこでの寝かしつけ後にベッドに寝かせるとまとまった時間寝てくれていたので、生後8か月ごろまではネントレしなくてもいいかな、と思っていました。

ネントレのすすめ

なぜネントレを?

でも生後8ヶ月頃を過ぎてから、夜中に覚醒して2~3時間寝ないということが増えました。

授乳してもダメ、抱っこスクワットもダメ、愚図りはしないけど笑顔で寝ないという期間が続きました。

体力的にも精神的にもヘロヘロだったところで、極めつけは私がぎっくり腰に…

寝かしつけの抱っこスクワットの時間も長くなっていたので、夫からの提案でネントレをすることに。

本当にネントレで寝るようになるんだろうか…と半信半疑でしたが挑戦してみることにしました。

まずは昼寝は一旦置いておいて、夜の寝かしつけの時のみ挑戦することに。

ネントレの本

最初に以下2冊本を読んでネントレの流れをつかむことに。

  • ママと赤ちゃんのぐっすり本
  • ジーナ式 カリスマ・ナニーが教える 赤ちゃんとおかあさんの快眠講座


どちらの本にも共通して書かれていたのは以下の点です。

・睡眠の環境を整えること

・日中の生活リズムをつくること

・寝る前のルーティーンを行うこと

睡眠環境は産前からYoutube等で見て参考にしていたので、ベビーベッドに何も置かない、部屋は暗くする、といったことは既に実践していました。

またシンガポールに住んでいたので、部屋の作りの関係もあり産まれてからずっとベビーベッドで寝かせていました。

寝る前のルーティーンはお風呂→授乳・ミルク→絵本→ベッドへ、という流れにしました。

この頃日中は母乳のみでしたが、寝る前だけはミルクを足していました。

絵本は寝るときにぴったりかもと思い購入した「Good Night Gorilla」を寝る前に毎日読んでいました。

そして最初の1週間はネントレを行う前に本に記載されているスケジュール通りに生活してみることに。

寝かしつけ方法は今まで通りですが、起床時間や授乳、ご飯、お風呂の時間を本を参考にして毎日同じ時間に行うように心がけました。

フェイドアウトメソッド

1週間経ち、生活リズムができてきたころに本格的にネントレを開始しました。

まずは「フェイドアウトメソッド」で行うことに。

抱っこはせずに声かけやトントンで落ち着かせ、落ち着いたら完全に寝るまで何もせずに見守る、という方法です。

初日は1時間以上泣いていました。

声かけやトントンでは全く落ち着かない…

最後は泣きつかれて寝た、という感じです。

1時間泣き声を聞き続けるのもつらいし、正直初日から心が折れかけました。

つらすぎて明日は言い出しっぺの自分がやって!と夫にも八つ当たり。

そこから夫と1日交替でネントレを行うことに。

最初の1週間は少し寝るまでの時間が短くなったかな、と思った程度で寝るまで1時間近くかかっていました。

2週目に入って私が担当で寝かしつけ中にどうしてもトイレに行きたくて、すぐ戻るからと娘に伝えてトイレへ。

すると、その間に泣き声が止みました。

まさか…?と思ってのぞいてみると寝ていました。

正直びっくりです。

いつもより短い時間で寝たので、まさか部屋から出る方法の方が良いのかも…?と思い、次の日から「タイムメソッド」に変更しました。

タイムメソッド

タイムメソッドはベッドに寝かせた後に部屋を出て、寝ずに泣いていた場合3分後、5分後、と決まった時間が経ったら入室して声をかけて再度退出するのを寝るまで繰り返す方法です。

この方法に変更するとそれまでフェードアウトメソッドでは1時間かかっていた寝かしつけが、40分、30分、と日に日に短くなっていきました。

正直隣で泣き声を聞き続けるより、部屋から出て距離を取る方が私の精神衛生上も良かったです。

途中つかまり立ちをし始めたタイミングで、立ち上がったあとにうまく自分で寝転がれずに寝るまでの時間が少し延びる時期もありましたが、ネントレ開始から約1ヶ月くらいで最終的には部屋から出たら泣かずにすぐ寝ることができるようになりました。

そして夜中の覚醒もなくなり、夜間の睡眠時間もぐっと長くなりました。

セルフねんねしてくれるおかげで夜は自由時間が増え、夕食もゆっくり食べられるし、リフレッシュの時間を取ることもできました。

夜のセルフねんねができるようになって生後11か月ごろに昼寝のネントレを開始しました。

ネントレ前は昼寝はあまりしなくて午前、午後にそれぞれ30分から長くて1時間くらいしでした。

昼のネントレも最初は時間がかかりましたが、それでも夜のネントレを経験していたのでベッドに寝かせてから30~40分で1人で寝ることができました。

2週間くらいで徐々に寝るまでの時間が短くなっていき、昼もセルフねんねができるようになりました。

結果、昼寝の時間も1時間~2時間と延び、家事をこの時間に行うことができるようになりました。

抱っこで寝てるのも可愛くて癒しだったのですが、ネントレをした事で娘はしっかり寝られるようになったし、私は家事を済ますことができるしお互いWin-Winだなと思いました。

ネントレをして良かったこと

1.パパが娘の生活リズムをイメージしやすい

子どもの生活リズムをママからパパに伝えるって簡単そうで意外と難しいんですよね。

説明しても「ふーん」って感じで聞いているような聞いていないような。

で聞いてないじゃん!ってイライラしたり。

何時に起きて、何時くらいに眠くなって、ご飯を食べて、お風呂に入れて…と1日の流れが本に書かれているので、本を読むことで第3者目線で説明してもらうことでパパも娘の生活リズムをイメージしやすかったようです。

そのため、親の生活リズムを娘に合わせたり、おでかけスケジュールも考えて組んでくれたり、とメリットがありました。

2.親の睡眠時間も確保できるようになった

当たり前ですが、子どもが寝てくれる=親も寝る時間が長くなるということです。

昼も夜もまとまった時間寝てくれるようになったので、私も睡眠時間を確保できるようになりました。

産後、睡眠ってメンタルに直結して影響してくるな、と実感しました。

眠くても寝れない状況が続くとどうしても気持ちが落ち込んだり、普段はイライラしないことでもすごく腹が立ったりします。

睡眠時間が確保できるようになって、やっと産後の不安やイライラが少しずつ落ち着いたと思います。

日中は寝不足に影響されず子どもと遊ぶこともできました。

3.車でも寝られるようになった

ネントレするまでは車に乗っている時に泣き続けることが多かったのですが、泣かずに代わりに寝るようになりました。

それまでは泣いているのは車が嫌いだからなんだ…と思っていましたが、眠いのに寝方が分からなくて泣いていたのか!と気付きました。

隣にママがいるのに抱っこしてくれないし、眠いのに寝れない!って感じだったのかな…

ネントレ後は車での移動が本当に楽になったので助かりました。

実際にやってみて

ネントレを開始してすぐはお互い本当につらいし、泣き声を聞き続けるともうネントレ辞めようかな…と思うこともありました。

帰省したときになどに、ひとりで寝られるの?手がかからないね~と言われることもありますが、ここまでできるようになるまでが大変だったんだから!と言いたいくらい大変でした。

しかし実際にやってみてネントレして良かった、と本当に思います。

2人目が生まれたら迷わずネントレすると思います。

ネントレをするまでは寝るかどうかはその子の特性と思っていましたが、それだけじゃなく練習も必要なんだと思いました。

もし寝かしつけが大変で悩んでいる方がいたら、迷わずチャレンジしてみてほしいです。

ただ、絶対に生活リズムを本の通りにしないといけない、ルーティーンを崩していけない、と自分を追い込みすぎるとそれはそれで大変なので、適度に肩の力は抜いて、寝るようになってくれたらラッキーくらいの気持ちでやってみるのが良いと思います。

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